【行政書士に遺言書作成支援を依頼した場合の基本的な流れ】
今回は行政書士に遺言書の作成支援を依頼したらどのような流れでことが進んでいくか、をご説明します。
① 初回相談（面談・ヒアリング）
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ご本人のご希望や家族構成、財産内容などを詳しくヒアリングします。
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相続関係や遺言の目的（例：特定の人に財産を残したい、争いを避けたいなど）を整理します。
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遺言の種類（自筆証書か公正証書）や必要な準備について説明を受けます。
② 財産・相続関係の調査・資料収集
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財産目録の作成支援（不動産、預貯金、有価証券などの一覧化）
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相続人調査（戸籍の収集・確認など）
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必要に応じて不動産登記事項証明書、評価証明書、銀行口座の残高証明などを取り寄せます。
③ 遺言内容の設計・提案
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行政書士がヒアリング内容をもとに、法的に有効で実現可能な遺言内容を提案します。
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財産の分け方や、付言事項（想いを伝える文）も含めて構成します。
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相続トラブルを避ける観点からのアドバイスも行われます。
④ 遺言書の原案作成
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提案内容に基づいて、正式な遺言書の原案を行政書士が作成します。
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内容を確認しながら、必要に応じて修正や加筆を行います。
⑤ 遺言書の方式に応じた手続き
■ 自筆証書遺言の場合：
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ご本人が原案を参考に、全文を自筆で書きます（民法の要件に基づく）。
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署名・押印・日付を記載。
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希望があれば「法務局の遺言書保管制度」を利用するための手続きをサポート。
■ 公正証書遺言の場合：
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公証役場と日程調整を行い、公証人とのやり取りを行政書士が代行。
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公証人に提出する資料の準備（戸籍・評価証明・本人確認資料など）も支援。
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証人2名の用意（行政書士が対応する場合もあり）。
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公証人の面前で遺言の内容を読み上げ、公正証書として作成されます。
⑥ アフターフォロー
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遺言書の保管方法や保管場所についてのアドバイス。
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必要に応じて、定期的な見直しの案内。
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相続発生後の手続きに関する相談も受け付けることが多いです。
【補足】
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公正証書遺言にすることで、遺言が無効になるリスクや紛失・偽造の心配が少なくなります。
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費用は内容や方法により異なりますが、概ね10万円前後～が目安です（公証人手数料は別途）。
相続・遺言についてご相談のある方は
行政書士 佐野徳司 RTT行政書士事務所
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