公正証書遺言のデジタル化の推進 最新動向と行政書士のサポート
先般、行政書士会で公証人の先生をお呼びして公正証書のデジタル化について学びました。下記の通り10ポイントでそれぞれご説明いたします。
公正証書遺言のデジタル化の推進
1.オンライン予約・相談の拡大
多くの公証役場でオンライン面談や事前相談が可能化し、来所前の手続きがスムーズに。
2.電子データ管理の強化
公正証書の正本・謄本は従来どおり紙だが、バックアップとして電子データで保管される体制が整備。
3.法務省「公証役場オンラインサービス」の利用
予約・書類アップロードなど事前手続きのオンライン化が進み、手続き時間が短縮。
4.遺言作成プロセスのデジタル連携
行政書士や専門家とデータ共有しながら文案の作成ができ、修正もオンライン上でスピーディに対応可能。
5.本人確認手続のDX
オンライン相談時にはマイナンバーカード等による本人確認の電子的手続きが一部導入。
6.デジタル化による書類作成の効率化
下書きの電子共有により、公証人との文案調整がメール等で完結するケースが拡大。
7.相続登記との連携を見据えたデジタル化
2024年義務化された相続登記と連携し、相続手続のデジタル統合が将来的に強化される見込み。
8.オンライン保管制度への期待
自筆証書遺言では既に法務局保管制度が稼働しており、公正証書遺言でもさらにデジタル保管の拡大が議論されている。
9.遠隔地公証への対応が前進
高齢者や地方在住者向けに、遠隔での面談・打ち合わせが可能になり利便性向上。
10.デジタル化で透明性・安全性が向上
電子記録により作成過程が正確に残り、紛争予防に役立つ仕組みが強化。
行政書士としてサポートできるポイント
1.公正証書遺言の文案作成サポート
公証人とのやり取りがスムーズになるよう、法律的に整合性のある原案を作成。
2.必要資料のデジタル収集・整理
戸籍、固定資産資料、財産一覧などをデータ化し、公証役場へ提供しやすい形に整理。
3.公証役場オンライン予約・事前相談の代行
予約やオンライン面談の設定などデジタル対応をサポート。
4.公証人との電子データによる文案調整
修正依頼や調整事項を行政書士が代行し、依頼者の負担を軽減。
5.相続人の確定作業をデジタル化して提供
戸籍取得、家系図作成、相続関係説明図をデータで作成・共有。
6.財産目録の電子作成
不動産・預貯金・有価証券などの一覧をExcel・PDFで作成し、公証人へ提出可能な形に。
7.オンライン面談参加のサポート
高齢者やITが苦手な方のために、オンライン接続の補助や事前リハーサルを実施。
8.遺言後の相続手続DXを見据えた連続サポート
遺言執行者の指定内容や相続登記義務化への対応など、将来の手続きまで見据えて設計。
9.不動産や預金の名義確認・情報提供もデジタル対応
必要資料のチェックや問い合わせも行政書士が代行し、手続全体を効率化。
10.依頼者の意向をデジタル共有しながら最終形を構築
メール・クラウドでやり取りすることで、完成までのスピードが向上。
まとめ
公証人の方たちのおかげでデジタル化大きく進行してきました。行政書士は依頼者がよりわかりやすく公正証書遺言を作成できるように橋渡しを致します。

