道路使用許可申請の手続きの流れ（道路交通法第７７条）
道路使用許可も細かい手順があり始めて行うには手間が掛かります。詳しい手順をご紹介致します。
１．使用内容の確認
➀工事、作業、イベント、宣伝行為などで道路を使用する目的を明確にする。
②「通行の妨げ」になる場合は許可が必要。
２．申請先の確認
➀使用場所を管轄する警察署の交通課が窓口。
②都道府県警察のホームページで管轄署を確認できる。
３．申請書類の準備
➀道路使用許可申請書（警察署窓口またはサイトで入手）
②位置図・現場図・作業計画書・交通誘導計画書などを添付
③占用を伴う場合は、別途「道路管理者（国・県・市区町村）」の承諾書が必要な場合もある。
４．申請の提出
➀警察署の交通課窓口に提出（代理申請も可能）。
②軽微な使用は即日処理されることもあるが、通常は数日〜1週間程度。
５．審査・現場確認
➀交通への影響、歩行者安全、作業方法などを警察が確認。
②必要に応じて指導・修正が入る。
６．許可証の交付
➀許可された内容（期間・場所・方法・条件）が記載された「道路使用許可証」が交 付される。
②現場では常時携行・掲示が必要。
７．使用実施
➀許可条件に従い道路を使用。
②警備員配置や標識設置など、安全対策を遵守する。
８．完了報告・許可証返納（必要な場合）
➀工事終了などで使用が終わったら、完了報告や許可証返納を求められる場合がある。
９．行政書士が関われる業務
➀ 申請書・添付書類の作成代行
② 管轄警察署への事前相談・打合せ
③ 現場図面・交通誘導計画書の作成支援
④ 代理申請・受領手続きの代行
まとめ
申請から許可までに多くの手順を踏まなければなりません。初めてであればなおさらです。申請は専門家である行政書士にお任せ頂ければスムーズに手続きができます。
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