メルカリの2025年規約改定の注意点と継続する方法(古物商許可)
メルカリの規約改定により、個人アカウントでの営利目的利用が制限され、事業者には新ルールが適用されます。
1.2025年10月 規約改定の主な内容
メルカリは、プラットフォームの健全化を目的として、以下のルールを明文化しました。
⑴ 「事業者」による個人アカウント利用の禁止
営利目的で反復・継続して出品を行う「事業者(法人・個人事業主)」は、
通常のメルカリアプリ(個人用アカウント)を利用できなくなりました。
⑵ 「不用品処分」のみが個人アカウントの対象
自分の持ち物を売るだけであれば引き続き可能ですが、
「転売目的の仕入れ」を行っている場合は事業者とみなされ、制限の対象となります。
2.古物商営業を続けるためのルート
古物商としてメルカリで販売を続けるには、以下の対応が必要です。
⑴ メルカリShopsへの登録
事業として中古品を販売する場合は、メルカリShopsのアカウントを開設する必要があります。
⑵ 古物商許可証の提出(必須)
メルカリShopsで中古品を扱う際は、古物商許可証の画像提出による審査が必須です。
これにより、いわゆる「無許可営業」の締め出しが強化されています。
3.なぜ「できなくなる」と言われているのか
「営業ができなくなる」と騒がれているのには、規約以外にも古物営業法上のハードルがあるためです。
本人確認義務の壁
➀ 古物営業法では、仕入れの際に相手の本人確認を行う義務がある。
➁ メルカリ(フリマ)の仕組み上、相手の真実の名簿等を確認することが困難。
③ 警視庁も「フリマアプリでの仕入れは、適法な本人確認が極めて難しい」という見解。
※「メルカリで仕入れてメルカリで売る」というビジネスモデル自体が、
法的に維持しづらくなっているのが実情です。
4.行政書士からの提言
行政書士の立場からは、「メルカリで中古品転売を始めたい」という相談に対し、「メルカリShopsでの登録」と「古物商許可の取得」をセットで案内することが、現在(2026年)のスタンダードなアドバイスになるかと思います。
まとめ
古物商として活動するにはメルカリShopsへの移行と許可証の提出が必須となり、適法な運用が求められます。

