行政書士に依頼した場合の公正証書遺言の作成過程【全体の流れ】
1. 初回相談(ヒアリング)
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行政書士が遺言者の希望・家族構成・財産内容をヒアリング
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相続関係の整理(相関図の作成)
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遺言内容の方向性を一緒に検討
ポイント
専門家が「もめない遺言」の書き方や注意点をアドバイスしてくれる
2. 資料収集・財産確認(行政書士が代行可)
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必要な書類の案内(戸籍謄本、不動産登記簿、預金情報など)
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行政書士が代理で取得することも可能(委任状が必要)
主な必要書類:
書類 | 用途 |
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本人の戸籍謄本 | 相続人確定 |
不動産登記簿謄本 | 財産内容確認 |
預金通帳コピー・その他有価証券の明細 | 金融資産の確認 |
3. 遺言原案の作成(行政書士が文案作成)
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ヒアリングと資料に基づき、法的に有効な遺言文案を作成
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遺留分や特別受益、寄与分なども考慮
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ご本人に内容を確認してもらい、必要に応じて修正
ポイント
行政書士は法的に整った文案を作成するプロ。安心して任せられる。
4. 公証人との打合せ(行政書士が代行)
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行政書士が公証役場と連絡を取り、遺言内容を伝える
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必要書類を公証人に提出
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公証人からの指示・修正案を受け取り、ご本人へ説明
ポイント
行政書士が間に入ることで、公証人とのやり取りがスムーズに!
5. 公証役場で遺言作成
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行政書士が証人の1名として立ち会う(もう1名も用意可能)
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遺言者が本人確認を受け、公証人が内容を読み上げ
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内容確認後、遺言者と証人が署名・押印
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公証人が公正証書として完成させる
ポイント
公証役場では30~60分ほどで完了
原本は公証役場に保管されます
6.正本・謄本の受取と保管アドバイス
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行政書士が謄本の保管方法や今後の注意点を説明
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家族や信頼できる人への伝え方などもサポート
ポイント
希望に応じて、遺言の写しを行政書士事務所で保管してもらうことも可能
行政書士に依頼するメリット
メリット | 内容 |
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法的に整った遺言が作れる | 文案の不備や無効のリスクを回避 |
面倒な手続きの代行 | 書類収集、公証人連絡、証人手配など |
心理的な負担が軽減 | 第三者が間に入ることで冷静に判断できる |
まとめ
公正証書遺言も色々な準備が必要です。行政書士に任せれば安心して作成することができます。
相続・遺言についてご相談のある方は気軽に
行政書士 佐野徳司 RTT行政書士事務所
電話:03-6657-5593
FAX:03-6657-4858
メール:お問い合わせフォームよりご連絡ください。